結婚2年後に病院で不妊治療を開始!病院選びは超重要な体験談!

今回はこのサイトに寄せられた妊活体験談を紹介していきます。

貴重な体験談ありがとうございます。

性別:女性
妊活開始年齢:29歳
妊娠年齢:31歳

▼以下体験談▼

33歳で結婚後2年間妊娠できず病院に!

結婚したのが33歳の時のことでした。1年くらいで赤ちゃんはできるだろう、とのんびり構えていたのですが甘かったです。

なんでもネットで調べるのが好きな私は、どこかのサイトで「夫婦の営みを2年続けて自然妊娠しなかったら不妊」という言葉を見つけ、2年たって赤ちゃんができなかったら病院にいこうと決めました。

私と同じでのんびりな主人も理解を示してくれて「必要なら病院に行く」と言ってくれました。

35歳で初めて不妊専門の病院に行きました。そこでカウンセラーの人に「一人で悩んでて大変だったね」と声をかけてもらったとき、びっくりするほど涙が溢れてきました。

通院にあたり職場の上司にシフトの相談をしたり、病院をネットで調べたり、夫や家族に相談したり、周囲に頼って吐き出していたつもりでしたが「赤ちゃんが欲しい」ってこんなに悩んでたんだ、ってそこで思い知りました。

不妊治療を始めたものの上手く折り合いがつかず通院を停止!

不妊は夫婦の問題とよく言われていますが、考え行動するのはどうしても女性が主導です。

毎月生理が来るたびに「自分は女性として欠陥品なのかな」と不安になり、色々調べてああでもないこうでもないと試行錯誤するのはどうしても女性がするしかないのです。

それが想像以上に孤独な戦いで傷ついていたんだと思い知り、そしてここから続く不妊との戦いの最初の涙でした。

近所だからと選んだ病院では、まずは「タイミング療法」とホルモンを補充する注射や薬を試しましたが、徐々に増やされる薬になんだか実験動物のような気持ちになってしまい半年で通院を止めてしまいました。

医学がこんなに進んでいるのに、原因もわからず「効くはず」という憶測で増える薬に不信が募ったのと、仕事の時間以外殆ど病院治療になり、どっちも中途半端になっていると自覚したからです。

仕事を辞めて本格的な不妊治療を開始!

そこで仕事を辞める決意をしました。退職に一年の調整を要し、再び治療を再開したのは37歳でした。

結果的に二つ目の病院で無事に授かることが出来ました。今度は納得のいく病院を選ぼうと、夫婦で時間をかけて病院を決めたことが良かったです。

そこはいきなり体外受精を勧めてきましたが、私達には納得のいく説明がされ、そしてなにより「時間がない」ことを自覚させられました。

女性の身体にある卵は有限で、常に最良のものから排出されていくので歳をとればそれだけ卵は劣化するということです。

また、前の病院で使用した排卵誘発剤によって、自分の卵子の年齢が実年齢より年老いていることも、体外受精を決断した大きな理由です。

良いお医者さんと出会えて正解!病院選びも重要!

前の病院では様子見と言われた子宮ポリープもすぐ切除の決断を促され、限られた時間と医療の戦いが始まったという感じでした。

何より先生の「あなたの身体は妊娠できませんと提示するのも医者の役目です。今出来る最善を尽くしますがそれでも駄目ならはっきり言います」と言ってくれたこと、

「原因がわからないままの治療はしません」と医者の責任を自らはっきりと述べてくれたことが、今まで一人で試行錯誤していた長い治療生活に明かりを灯してくれました。

調べた結果、主人に問題はありませんでした。総合的に私の卵の質の問題であるとして、それを根拠に体外受精を勧められました。

4ヶ月かけて三回の採卵の結果、合格点の卵は2個だけでした。その卵が先日無事に着床し、妊娠に至りました。

不妊治療が辛いのは当然!納得のいくように治療を受けよう!

この病院の通院は10ヶ月ほどです。1年待たずに結果は出ましたがその中で何度も泣きました。

採卵の卵が全滅だったとき「もう歳をとり過ぎたんだ」と今までの無知を呪ったりもしました。一番辛かったのはET(受精卵を子宮に戻すこと)の後、2ヶ月布団の中で安静を言い渡されたときです。食べるのも布団の中、動けるのはトイレのみでした。

ここまで慎重になるのは「先生が全てのリスクを排除したいからだ」とわかっていましたが辛かったです。ストレスで眠れない夜が続きましたが、この辛さの中で卵は無事に着床してくれました。

理不尽なこと辛いことを一杯言われるのが不妊治療です。時間の融通も利きません。乗り越えられたのは夫婦で納得できる治療方法と先生を選べたことが大きいです。

時間との戦いの不妊治療ですが、病院は時間をかけて、納得できる治療で進めることが一番いいと思います。

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