今回はこのサイトに寄せられた妊活体験談を紹介していきます。
貴重な体験談ありがとうございます。
性別:女性
妊活開始年齢:23歳
妊娠年齢:26歳
▼以下体験談▼
目次
本格的に妊活を始めたきっかけは義母の一言から!
わたしが妊活をおこなって一番大変(つらかった)ことは「メンタル」です。
妊活をはじめたきかけは義母(姑)の心無い言葉からでした。
周りの友人に比べたらわりと早く結婚したほうだったのですが、結婚当時の21歳のわたしはすぐに子供も授かるものだと思っていました。
しかし、結婚して2年たってもまったく子供ができる兆候はなかったのです。
自分でも「なんだか変だな」「もしかしてこれは不妊かな」と思っていたのです、その矢先に義母に「原因はあんた」だと決めつけられました。
その言葉がショックだったことと、決めつけられたことに腹がたち病院に確かめにいったことが本格的に妊活を始めたきっかけでした。
意を決して不妊外来で治療を開始!
不妊外来に行こうと思ってネットで情報収集をしていた際に、夫婦生活が1年あって妊娠しない夫婦は「不妊」といわれること知りました。その時はじめて自分は「不妊」なんだと知りました。
そこからは、不妊治療のはじまりでした。まずタイミング法をおこないました。タイミング法と並行して夫婦二人の身体の検査もおこないました。
不妊は女性の問題と思っていたのですが、先生に「原因がもしあるとしたら男も女も平等に可能性はある、旦那さんも調べましょう」と言われました。
旦那には検査のことをつたえることは少し気がひけましたが、妊活は夫婦二人のことだからと説得してうけてもらいました。こうして毎月不妊の治療の為病院に通うようになりました。
意気揚々と病院通いを開始!でもなかなか妊娠できない!
今思えば甘い考えだったと思うのですが、最初の2、3か月は病院に通えばわたしも子供が授かることができるという希望から病院に夫婦で通うことに抵抗はありませんでした。2人で通うことに楽しみも覚えてしまっていたくらいです。
しかしそれほど簡単に妊娠することはできず、4ヶ月、5ヶ月と通うようになると気持ちは変化しました。
旦那の検査が終わると、月に何度かある排卵のチェックなどはわたし1人でもいいので病院に1人で通うようになりました。そのころから、わたしのメンタルは弱っていったと感じました。
病院に通い、待合室で出産後の雑誌をみることがたのしみだった自分はいつのまにかそういう雑誌はみないようになりました。街中で妊娠している女性をみるとうらやましいなと思うようになりました。
この時期が妊活していて一番つらかった時期です。他人の妊娠が喜べなくなっていたのです。
タイミング法がうまくいかず精密な検査を実施!
毎月先生に指示されたとおりに夫婦生活をしても、毎月しっかり病院に通っても、朝必ず基礎体温をとっても、妊娠しやすいように食べ物や服装に気を使ってもいっこうに妊娠しなかったのです。
ひどい月は生理がきただけでトイレで一人泣いてしまったこともありました。
それからおいうちをかけるように、精密な検査の結果、わたしたち夫婦は通常の妊娠は不可能に近いことがわかりました。旦那にも私にも共に自然妊娠が難しい要因が見つかりました。
ショックではあったのですが、そのことを知ったときに逆に少し心が安心したことを覚えています。
なぜなら、これで1人で頑張らなくてもいいんだ、義母の原因は「あんた」と言われた言葉が「原因は2人」になったんだ。と思ったからです。
旦那と協力して不妊治療!体外受精で無事妊娠に成功!
原因がわかってからは次のステップである人工授精にうつりましたが、そのときは旦那も自分にも原因があることを知ったため協力的になりました。
妊娠できなかった月も「笑顔でつぎ頑張ろう、ちょっと休憩もいいかもしれないね」と二人で話し合うようになりました。
そうして妊活を続けた結果、体外受精を経て妊娠に成功することができました。妊娠に成功した時の年齢は26歳だったので3年近い期間不妊治療を乗り越えての妊娠でした。
こうやって振りかえって見ると、やはりタイミング法のときの1人で頑張らないといけないと思っていたころが辛かったなと思います。
成功のカギは旦那との協力だと痛感!
不妊治療はステップアップしたのでもちろんお金も時間もかかりますが、それでも1人で病院に通ったころより心は楽になりました。
原因もわかったので、やみくもに排卵をまつ必要もなくなったこともよかったと思います。
こうして約3年不妊治療を続けた結果、現在は子供を授かることができました。
もちろんその3年の間に、何度もあきらめかけたこと泣いたこともあります。でも旦那と話し合い乗り越えてきました。
不妊治療をしなければ旦那とこんなにも話し合いはしなかったと思います。妊娠したから言えるかもしれませんが、それでも旦那と乗り越えたできごとがあって今はよかったと思えます。
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