伸びるおりもので排卵日が分かる?【白色・多いなどの特徴】

おりもので排卵日を知ることができる」という情報を聞いたことがあるでしょうか?

ヤフー知恵袋などの質問サイトでも、おりものと排卵日の質問をしている方を多くみかけます。

妊娠を望む女性であれば、自身の排卵日を知ることは重要なことなので、多くの方がその質問に対して興味をもって回答をしていますが、回答の内容が結構バラバラなんですよね(^_^;)

質問サイトでは、質問に対する回答が乱立しすぎていて分かりにくいと思ったので、この記事で情報をまとめて紹介しようと思います。

ということで「おりもので排卵日を知ることが可能なの?」ということについて、私の経験を交えて紹介していきたいと思います。

おりもので排卵日を知ることは可能?

結論から言えば、おりものの状態である程度の排卵日を知ることは可能です。

「ある程度」と書いたことには理由があり、私の場合はおりものでは排卵日を判断していませんでした。

おりものの状態で排卵日を判断しなかった理由については、下のほうで詳しく紹介していきます。

では、どのようにすれば、おりものから排卵日を知ることができるのでしょうか?

おりもので排卵日を知るため方法を紹介していきます。

排卵日のおりものは伸びる

排卵日が近づいてくると、おりものは粘り気が増してきます。

大体、排卵日の3日前くらいからおりものに粘り気がでるようになり、排卵日にはその粘り気がピークに達します。

ある程度の個人差はありますが、ピーク時には、おりものを伸ばすと10cm~15cmも伸びます。

排卵日が終わった後は、おりものの伸びが悪くなり、ドロっとしたおりものが出るようになります。

また、生理直後には粘性がほとんどなくなり、さらっとしたおりものが出るようになります。

排卵日はおりものの量が増える

排卵日が近づいてくると、おりものの量が増えてきます。

おりものの増加量については、個人差がありますが、おりものの量がピークになっている日が排卵日にあたります。

逆に、生理直後はおりものの量が最も少なくなり、そこから排卵日にかけておりものの量が増えていきます。

排卵日の後にはおりものの量は減少していき、生理前に量が若干増加して、生理後にはおりものの量が減少します。

排卵日前のおりものは色が変わる

排卵日が近づいてくると、おりものの色は透明なります。

また、その透明なおりものが空気に触れると、少しだけ白っぽい卵白のような状態になります。

一般的に、生理直後のおりものは経血が混じりやすいため茶色っぽい色で、排卵日後のおりものは白濁しています。

上に書いた情報をまとめると「排卵日のおりものは、量が多い・良く伸びる・透明で空気に触れると少しだけ白っぽくなる」ということですね。

どうして排卵日直前におりものの質が変化するの?

排卵日直前には、おりものがどのように変化するのかということについて紹介しましたが、どうしておりものの質は変化するのでしょうか?

排卵日直前におりものの質が変化する理由は、頚管粘液という液体が排卵日直前に多く分泌されるからです。

この頚管粘液は、通常のおりものに比べで量が多く、粘り気があるため、頚管粘液が多く分泌される排卵日には、おりものには粘り気が出て、量も増加します。

頚管粘液は意味なく分泌されているわけではなく、妊娠するために重要な役割をもって分泌されています。

頚管粘液は子宮口(子宮の入り口)から分泌されていて、膣と子宮内腔をつないでいる子宮頚管を精子が通過するのを助けます。

つまり、伸びるおりものが多く出ているということは、精子が子宮頚管を通過しやすく、妊娠しやすい状態ということですね。

逆に、頚管粘液が不足している場合には、不妊症になってしまう可能性が高まります。

関連記事:不妊症のチェック(女性編)不妊の原因になる12の症状!

伸びるおりものが増えない時はどうする?

もしも、生理周期の間に伸びるおりものが増える時期がないのであれば、頚管粘液不足の可能性があります。

しかし、膣の形や子宮の向きによっては、頚管粘液が十分に出ていても、頚管粘液が途中で止まってしまい、外まで出てこないという場合もあります。

頚管粘液は外にでてこなくても、膣内に分泌されていれば問題ありません。

膣内に頚管粘液が分泌されているかどうかの確認方法ですが、清潔な指を膣の中に入れて、おりものの状態を調べるという方法があります。

この時、爪が伸びていたり、指が清潔でなかったりすると、膣を傷つけてしまったり、感染症にかかってしまう可能性があるので注意しましょう!

頚管粘液不足の原因は、ホルモンバランスの乱れ、特にエストロゲンというホルモンが不足していることが原因です。

ということで、生理周期の中で伸びるおりものが確認できないときは、ホルモンバランスの乱れを整えるように心がけましょう。

関連記事:女性ホルモンと不妊症って関係あるの?

私がおりもので排卵日を判断しなかった理由

上の方で、私はおりものの状態では、排卵日を判断していなかったということを書きました。

私がおりもので排卵日を判断しなかった理由は、おりものの状態だけで排卵日を正確に特定することは難しいからです。

伸びるおりものが一番多い日が排卵日といっても、伸びるおりものが減った日に、昨日が一番おりものが多かったから、昨日が排卵日だったと知っても遅いからです。

伸びるおりものが増えてきたら「そろそろ排卵日が近づいてるな」くらいの参考にはしていましたが、排卵日を正確に特定する材料にはしていませんでした。

そうなると、どうやって排卵日を特定していたのかということですが、私は基礎体温と排卵検査薬で排卵日を特定していました

基礎体温は排卵日を判断するだけでなく、ホルモンバランスの乱れや不妊症の可能性についても知ることができるます。

妊活を始めようとしている方や、妊活を始めている方で基礎体温の測定をしていない方は、基礎体温の測定を始めることをオススメします!

関連記事:基礎体温って何?正しい測り方を解説!
関連記事:基礎体温のグラフの書き方を知って排卵日を予測しよう!

【まとめ】伸びるおりもので排卵日が分かる?

最後に、今回の記事の情報をまとめておきますね!

[normal_box2 color=”red” border=”b3″][imglist icon=”check1″ color=”orange”]
  • おりものの状態である程度の排卵日を知ることが可能
  • 排卵日数日前には伸びるおりものが増える
  • 排卵日が近づいてくると、おりものの色が透明なる
  • 排卵日直前におりものの質が変化するのは、頚管粘液が多く分泌されているから
  • 生理周期の間に伸びるおりものが増える時期がなければ、頚管粘液不足の可能性がある
  • 膣の形や子宮の向きによっては、伸びるおりものが膣内で止まっていることもある
  • おりものの状態だけで排卵日を特定することは難しい
  • 基礎体温とおりものの状態を合わせて判断すると、排卵日は特定しやすい
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    以上、今回の記事の情報のまとめでした!

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