女性には、妊娠しやすい時期と妊娠しにくい時期が存在しています
ということで、妊娠をしやすい時期を知るということは妊娠の確率を高くするために重要なことです。
ネット上で「妊娠しやすい時期」というキーワードで検索している方が多くいるようですので、妊娠しやすい時期の知り方についての情報を紹介していきたいとおもいます。
妊娠しやすい時期っていつ?
最初に結論から言ってしまえば、妊娠しやすい時期は排卵日前後の数日です。
もっと具体的に言えば、妊娠しやすい期間は「排卵日の2日前~排卵日の1日後くらいの間」です。
逆に妊娠しにくい時期は、妊娠しやすい時期以外ということになります。
生理日の前後は特に妊娠しにくい時期であり、この時期にセックスをしたとしても妊娠に成功することはありません。
生理周期と排卵日について
生理周期は平均で28日と言われています。
もちろん、生理周期には個人差があるので「生理周期が28日でなければ異常」というわけではありません。
おおよそではありますが、だいたい「生理周期が25~35日であれば正常である」とされています。
約1ヶ月の生理周期の中で排卵日はたった1日で、さらに排卵される卵子は1回の生理周期につき1個だけです。
妊娠しやすい時期は短い!
生理周期はおおよそ1ヶ月でその生理周期の中で排卵日は1日だけです。
そして、妊娠しやすい時期は排卵日の「排卵日の2日前~排卵日の1日後くらいの間」なので、排卵日の2日前、排卵日の1日前、排卵日当日、排卵日1日後の4日間です。
つまり「妊娠しやすい時期は1ヶ月間に4日間だけ」なので、妊娠しやすい時期というのは非常に短いです。
妊娠するチャンスは1年間に数日しか無く、排卵される卵子の数は1年間に10個ほどしかありません。
このことからも、妊娠するチャンスはそれほど多くはないということが分かります。
特に、30代の女性は20代の女性と比較して、妊娠力が低下して卵子の数も減少しているので注意が必要です。
なので、妊娠を望むのであればしっかりと妊娠しやすい時期を知り、妊娠しやすい時期に子作りを行うようにする必要があります。
妊娠しやすい時期を知る方法は?
妊娠しやすい時期を知るということは、自身の排卵日を知るということです。
では、排卵日を知るためにはどのようにすればいいのでしょうか?
排卵日を知るための最もメジャーな方法が「基礎体温を測る」という方法です。
女性の基礎体温は生理周期によって変化しており、排卵日付近で特徴のある変化をするので基礎体温を見ることで排卵日を知ることができます。
基礎体温の測定は妊活には必須のことなので、これから妊活を始めようという方は基礎体温の測定から妊活を始めるとよいでしょう!
基礎体温の測定方法については別の記事で詳しく紹介しているので、そちらの記事を見てもらえればと思います。
関連記事:基礎体温って何?正しい測り方を解説!
基礎体温と基礎体温表について
基礎体温は毎日測るだけでは不十分で、毎日の基礎体温をグラフ化して「基礎体温表」として記録することが必要になります。
下の画像が基礎体温表の例です。
身体の調子(主にホルモンバランス)に問題がなければ、基礎体温表は上の画像のようにキレイな2層に分かれます。
基礎体温が2層に分かれたうちで体温が低い時期を「低温期」、体温が高い時期を「高温期」と言います。
そして、排卵は低温期から高温期へと移行する際に起こります。
排卵日には基礎体温がガクッと下がるので、毎日基礎体温をしっかりと測って記録していれば排卵日を知ることが可能になります。
基礎体温表から分かること
基礎体温表から得られる情報は排卵日だけでなく、その他にも自身の妊娠力を知ることができます。
上にも少しだけ書きましたが、基礎体温はホルモンバランスに大きく影響されます。
生理・排卵・妊娠はホルモンの分泌バランスが生理周期に従って複雑に変化して制御されています。
このホルモンバランスが乱れていると、生理・排卵・妊娠に大きな悪影響を与えてしまうので妊娠に成功する確率が激減します。
つまり、基礎体温を測定して自身のホルモンバランスを知ることで、自身の妊娠力を知ることができるということですね!
「こんな基礎体温表のパターンは危険」という情報を別の記事で紹介しています。
妊活中の女性にとっては必須の知識ですので、必ずチェックするようにして下さいね!
コメントを残す