男性不妊症の原因には様々なものありますが、
その原因の1つに無精子症があります。
無精子症という言葉を、不倫を題材にしたドロドロな昼ドラで
聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
また、無精子症に関しては多くの方が誤解を抱いており、
無精子症だと子供をつくることが出来ないと考えている方もいます。
今回は不妊症における原因の1つである無精子症について紹介します。
[star_h4 style=”1″ color=”pink”]無精子症とはどんな症状なのか?[/star_h4]
無精子症とは、
[normal_box2 color=”red” border=”b3″]男性の精液中に、精子が全くないという症状[/normal_box2]
と定義されています。
名前が似ているため無精子症と無精液症を混同している方もいますが、
この2つの症状は全く違います。
無精子症は精子の含まれない精液を出すことができますが、
無精液症は精液自体が出ない症状です。
無精子症であっても、精液を出すことができると説明しましたが、
無精子症のという症状の厄介なところは、症状に気がつきにくいということです。
精液の中に精子が含まれているかどうかは目視で判断することが難しいため、
特別な検査をしなければほとんどの場合、無精子症は発覚しません。
[star_h4 style=”1″ color=”pink”]無精子症の原因は?[/star_h4]
無精子症の原因についてですが、無精子症は
「閉塞性無精子症」と「非閉塞性無精子症」の2つの症状に分類されます。
この2つの違いを簡単に説明すると
[normal_box2 color=”red” border=”b3″]閉塞性無精子症 :精子を作ることが出来るものの、
精子を精液として排出することができない症状
非正則性無精子症:ホルモンの異常により、精子を自体を作ることができない、
もしくは精子を作る量が非常に少ない症状[/normal_box2]
という感じです。
つまり、閉塞性無精子症の場合には、精子の通り道に異常があることが原因であり、
非閉塞性無精子症の場合には、ホルモンの異常が原因となっています。
[star_h4 style=”1″ color=”pink”]無精子症の割合や確率は?[/star_h4]
無精子症が原因で不妊に陥っている夫婦の割合は高く、
不妊治療中の夫婦の20%が無精子症が原因で不妊症
であるという調査結果が発表されています。
また、男性の100人に1人が無精子症であるという調査結果も発表されています。
無精子症が原因で不妊症になっている夫婦の場合には、
女性側がいくら努力しても不妊症が改善されることはないので、
男性側が何かしらの対策を取らなければ、妊娠することは非常に難しいです。
ここで重要となるのが、夫が無精子症である場合には
子供を作ることが出来るのかどうかについてですよね。
実は、医療の発達により無精子症の治療法や対策は確立されており、
無精子症であっても対策を取ることにより、子供をつくることが可能です!
[star_h4 style=”1″ color=”pink”]無精子症の治療方法や対策は?[/star_h4]
無精子症の治療方法や対策についてですが、
閉塞性無精子症と非閉塞性無精子症では対策が全く違います。
閉塞性無精子症の場合には、精路再建手術を受ける事により、
精子の通り道を作り、正常な精液を排出することが出来るようになります。
非閉塞性無精子症の場合には、ホルモンのバランスを調整するために
医療機関等での定期的な投薬により、改善することができます。
また、閉塞性無精子症や非閉塞性無精子症の場合にも、
生きている精子を1つでも採取することができれば、
顕微授精(いわゆる体外受精)によって子供を授かることも可能です。
とにかく、無精子症であっても、自分の子供を諦める必要はなく、
正しい方法で治療や対策を行えば、子供を生むことは可能です!
私の場合には、夫は無精子症ではありませんでしたが、
芸能人では、ダイアモンド☆ユカイさんが無精子症を克服して
2010年に子供を授かり、翌年の2011年にも双子を授かっています。
コメントを残す