【基礎体温表】グラフの要注意パターン5つ!もしかして不妊症?

毎日基礎体温を測定して基礎体温表を書いてはみたものの、基礎体温表ってどうやって見ればいいの?と思う方も多くいると思います。

基礎体温表に描かれるグラフのパターンからは、ホルモンバランスの乱れや排卵の有無など様々な情報を得ることができます。

ホルモンバランスの乱れや排卵の有無は不妊症の原因に直結するものです。

なので、基礎体温のグラフパターンからは不妊症の疑いがあるのかどうかということを読み取ることができます。

また、さらには基礎体温のグラフパターンから不妊の原因を知ることも可能です。

グラフのパターンの見かたについてですが見るべきポイントはそれほど多くないので、自身の基礎体温表さえあれば問題の有無は簡単に判断することができます。

基礎体温を測定している方は、ぜひ自身の基礎体温表と要注意パターンを見比べて問題が見つかれば早めに対処を行いましょう!

若いうちのほうが妊娠する確率は高くチャンスも多いので、不妊症の改善は早めに取り組むことをオススメします。

そこで、今回は不妊症の可能性がある基礎体温表が描くグラフの5つの要注意のパターンを例となるグラフを用いて紹介していこうと思います。

そもそも正常な基礎体温表のパターンって?

上のグラフが正常な基礎体温表のパターンです。

正常な基礎体温表のパターンについてですが、細かいポイントはあるものの、大きく分類して見るべきポイントは5つあり、その5つとは下の枠に囲まれたものです。

低温期⇒高温期への移行が1~2日以内
低温期と高温期の基礎体温の差が0.3~0.5度
低温期と高温期がハッキリと2層に分かれている
高温期の期間が12~15日程度
高温期の基礎体温が36.6~36.8度

自身の基礎体温表がこの条件を満たしていれば、理想的な基礎体温のグラフパターンであり、ホルモンバランスなどの点において基本的には問題がないと思われます。

あなたの基礎体温グラフがこの5つの条件を満たしていれば妊娠する日は遠くないはずです!タイミング法を知って妊娠ができるチャンスを十分に活かしていきましょう(^_^)v

基礎体温って何?正しい測り方を解説!

基礎体温の上下が大きくグラフがガタガタ

基礎体温の上下が激しくグラフの波形がガタガタになっている場合には、生活リズムが不規則である疑いがあります。

起床時間や睡眠時間がバラバラだと、そのバラけがホルモンバランスに影響を与えるために基礎体温表がガタガタになりやすくなってしまいます。

もし、現在のあなたの基礎体温表がこのパターンに該当する場合には、規則正しい生活を心がけて睡眠時間を十分に確保することでグラフパターンが正常になる場合が多いです。

また、そもそも基礎体温の測定方法が間違っている可能性があるので一度自分の基礎体温の測定方法が正しいかどうか確認するとよいと思います!

基礎体温の高温期が短い

上にも書きましたが、正常な基礎体温表のグラフパターンであれば高温期は12~15日続くのが理想であるとされています。

12~15日というのはある程度の基準であるので、高温期が11日だったからといって確実に異常があるわけではありません。

しかし、高温期が10日未満の場合には黄体機能不全や高プロラクチン血症の疑いがあり、卵子の発育が悪くなり着床が難しくなるため不妊症になる可能性が高いです。

この場合には、病院での治療が必要となる可能性が高いので基礎体温を持参して産婦人科での相談を行うことをオススメします!

基礎体温の低温期と高温期が2層にわかれない

基礎体温のグラフパターンが高温期と低温期の2層にハッキリとわかれない場合には、排卵が行われていない可能性があります

また、生理があっても排卵していない可能性もあるので生理があるからと言って安心はできないので注意が必要です。

このようなグラフパターンが現れる場合には、ホルモンバランスがかなり大きく崩れてしまっている可能性があります。

規則正しい生活を送っていても1ヶ月以上基礎体温が低温期と高温期にわかれない場合には、病院での治療が必要になる場合があるので産婦人科での相談を行うことをオススメします!

基礎体温の低温期⇒高温期への移行が長い

上にも書きましたが、正常な基礎体温表のグラフパターンであれば低温期⇒高温期への移行は1~2日で完了するのが理想であるとされています。

これについても1~2日というのはある程度の基準であるので、移行に3日間かかったとしても確実に異常があるわけではありません。

基礎体温がこのグラフパターンを示す場合には、卵巣や子宮などの生殖機能に関係のある臓器が弱っていて、体温を一気に上昇させる力がないことが予想されます。

卵巣や子宮の機能を向上させるためには体を温めて十分な栄養を摂取し、規則正しい生活をすることで生殖機能の機能の向上をさせることができます。

高温期の基礎体温が低く、低温期との基礎体温の差が小さい

正常なグラフパターンと似たような波形を示しているものの、高温期の基礎体温が低く低温期と高温期の基礎体温との差が小さい場合です。

基礎体温が2層にはわかれるものの、高温期と低温期との基礎体温の差が0.3度未満の場合には、卵巣や子宮などの臓器が弱っていることが予想されます。

このようなグラフパターンの場合には、体を温めるなどして卵巣や子宮の機能を向上させることで、高温期の基礎体温が上昇させることができます。

以上、基礎体温表の5つの要注意グラフパターンを紹介しました。

【まとめ】グラフの要注意パターン5つ!もしかして不妊症?

基本的に基礎体温のグラフに異常が見られる時には、ホルモンバランスに問題がある場合が多いです。

ホルモンバランスの乱れが引き起こされる主な原因は、生活習慣であり、長期にわたりホルモンバランスに悪影響を与える生活を送ることで、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。

では、そのホルモンバランスに悪影響のある生活習慣ってナンなの?って話ですが、それについては別の記事で紹介していきたいと思います。

あと、高温期が短い場合は要注意パターンって書いてあるけど、高温期が長い場合ってどうなのということについてですが、高温期が21日以上続いている場合には、妊娠の可能性があるので、妊娠検査薬の使用をして確認してみるとよいと思います。

ただ、検査する時期が早過ぎると、妊娠していても妊娠検査薬の陽性反応が出にくいので注意する必要があります。

また、高温期が長ければ確実に妊娠しているわけではなく、ストレスや疲労によりホルモンバランスが乱れて高温期が長びいているという可能性や妊娠後流産の可能性もあります。

なので、不妊治療中の方は過度な期待はしないほうが良いと思います。

私も不妊治療をしていた時に「もしかしたら妊娠したかも!」と期待したけれど調べてみたら妊娠していなかった、という経験をしたことがあります。

不妊治療中は藁をもつかむ思いなので小さなことで期待してしまいがちになりますし、期待して後で違ったとなるとやっぱりツライですからね・・・

不妊治療には喜んだり落ち込んだり、いろいろなことがありますが体質改善など努力をすることで、状況は良くなっていきます。

不妊治療を目指す方で上に紹介した基礎体温表の5つの要注意グラフパターンに該当する方は、まずは生活習慣を見なおして、ホルモンバランスを整えることを心がけることをオススメします!

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