女性不妊症の原因には様々なものがありますが、
その原因の1つに排卵異常があります。
女性側に原因がある不妊症で最も多いのは卵管異常ですが、
その卵管異常に次いで多いのが排卵異常です。
排卵異常は様々な原因で引き起こされますが、
正しく対処すれば、改善される場合も多いです。
今回は、女性不妊症における原因の1つである排卵異常について紹介します。
[star_h4 style=”1″ color=”pink”]排卵異常とはとういう症状なのか?[/star_h4]
排卵異常は女性不妊症の原因の中でも2番めに多いですが、
そもそも、「排卵異常」とはどういうものなのでしょうか?
通常、女性の身体には月に1度生理が来ますが、
その約2週間後に、卵巣から卵子が排出される「排卵」が起こります。
排卵異常とは、身体に起きた何らかの異常により、
排卵がうまくできなくなってしまう症状です。
排卵異常が起こり、卵子が排卵されない状態になると、
受精ができなくなるため、妊娠することができなくなります。
また、排卵異常である場合には、排卵があったとしても
卵子が育たないというケースもあります。
排卵異常は様々な原因によって引き起こされますが、
原因を知り、対処をすることにより、多くの排卵障害は治療が可能です。
[star_h4 style=”1″ color=”pink”]排卵異常の原因は?[/star_h4]
排卵異常が引き起こされる原因は、
排卵に関係するホルモンが正常に分泌されないことです。
ホルモンが正常に分泌されないと一言で言っても、
女性の身体は繊細であるため、そのバランスは簡単に崩れてしまいます。
ホルモンのバランスが崩れてしまう原因は多様であり、
その原因は大きく分けると「心因性」と「内分泌性」の2つに分けられます。
ここで「心因性」と「内分泌性」についての説明を簡単にします。
[normal_box2 color=”red” border=”b3″]心因性 :急激な環境の変化や精神的なショックなどが原因となる。
ストレスが原因となり、ホルモンのバランスが崩れる症状。
内分泌性:ホルモンを分泌する器官に何らか身体的な異常が起こり、
ホルモンの分泌量が正常でなくなり、パランスが崩れる症状。
過度なダイエットや激しいスポーツが原因となることがある。[/normal_box2]
心因性も内分泌性も共にホルモンバランスの異常を引き起こしますが、
精神的なことが原因か、肉体的なことが原因かで異なります。
ホルモンバランスは些細な事で簡単に崩れてしまうため、
日頃の生活週間にも気をつけることが必要となります。
[star_h4 style=”1″ color=”pink”]排卵異常の検査方法は?[/star_h4]
そもそも、自身が排卵異常かどうかについては
どのように検査をすればよいのでしょうか。
実は、排卵異常の検査方法は難しいものではなく、
自身の排卵周期を調べる事で、自宅でも行う事ができます。
自身の排卵周期に問題がないかを知るためには、
まず、自身の基礎体温を毎日測定することが必要となります。
排卵と生理をきっかけに女性の身体の体温は上下するため、
体温の上下が正常に発生していれば排卵が正常に行われていると判断できます。
しかし、基礎体温は食事や体調などにより変化するので、
排卵しているかどうかを確実に知りたい場合には
排卵検査薬を使う事によっても簡単に知ることができます。
基礎体温と排卵の関係についてはまた別の記事で紹介します。
[star_h4 style=”1″ color=”pink”]排卵異常の治療方法は?[/star_h4]
排卵異常に影響を与えるホルモンを分泌する器官は
卵巣、脳下垂体、甲状腺、視床下部などがあります。
排卵異常の治療方法についてですが、
ホルモンバランスを引き起こす原因となる器官は多く、
この原因となった器官ごとで治療方法は異なります。
また、原因が不明と診断されるケースもそれなりに多く、
自身が排卵異常であることが判明した場合には、
病院で検査をして、原因を調べて対応することが必要となります。
原因によって治療方法はことなるものの、
排卵異常の治療方法としてメジャーなものは
ホルモン療法や排卵誘発剤の服用です。
また、自宅で出来る治療法としては、
過度な運動、規則正しい睡眠、ストレスの改善などがあります。
上にも書きましたが、排卵異常は生活習慣によって
引き起こされるケースも非常に多いため、
排卵異常の予防を、日頃から心がけることをオススメします!
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