現代日本は少子化社会と言われ、出生率が昔と比べると低下して子供の数も減少しています。
最近では一人っ子の家庭も増えていますが、二人目が欲しいと望みながら二人目の子供を授かることができすに一人っ子になっているという夫婦も多いです。
二人目不妊に悩む夫婦は徐々に多くなってきていると言われており、出生率の低下の原因の1つになっています。
今回の記事では、二人目不妊の原因を紹介し、二人目不妊の克服方法や改善方法について紹介していきます。
二人目不妊とは?
二人目不妊とは「一人目を出産することができたのに、妊活を続けても二人目を妊娠することができない」という症状です。
不妊症に悩む夫婦の数は年々増えていますが、その中には二人目不妊に悩む夫婦も含まれています。
一人目は簡単に授かることができたのにどうして二人目を授かることができないのかと悩む夫婦も増えてきています。
二人目不妊の特徴について
一人目を授かることができたということもあり、二人目不妊の場合には病院で検査を受けても大きな異常が見つからないという場合が多いです。
もちろん、原因があって二人目不妊になっているわけですが、病院の検査ではその原因を解明できないという場合も多いということですね。
そもそも、普通の不妊症の場合であっても病院の検査で不妊の原因がハッキリとはわからないという場合も多いです。
二人目の原因について
二人目不妊は病院での検査を受けても原因がハッキリとは分からない場合が多いということを書きました。
では、完全に原因不明なのかというとそういうわけではありません。
実は、二人目不妊で病院の検査を受けても原因がハッキリしない場合にも、二人目不妊になっている原因を予測することは可能です。
原因不明の不妊症に悩んでいる人は数多くいるため研究も進んでおり、その原因も解明されつつあるのです。
ここからは、二人目不妊の原因として考えられるものを紹介していきます。
妊娠・出産による体質の変化
妊娠・出産時は妊娠をしていない時期と比較して体質が大きく変化しています。
特に、ホルモンバランスに著しい変化があり、ホルモンバランスの変化によって生理・排卵が停止して母乳が出るようになります。
出産後しばらくすると、ホルモンバランスが通常時のものに戻りますが、中には完全にホルモンバランスが戻りきらないという場合もあります。
そのような状態になると生理不順を引き起こす原因になり、妊娠する確率が低下してしまいます。
ホルモンバランスの乱れ・生理不順は基礎体温を測ることで知ることができるので、二人目不妊に悩んでいる方は基礎体温を測定してみることをオススメします!
関連記事:基礎体温って何?正しい測り方を解説!
加齢による卵子の老化
女性の卵子は胎児の時に全部が作られ、以降は新しく作られるということはありません。
つまり、卵子は女性の加齢とともに徐々に老化をしていってしまうということですね。
当然ながら、一人目の子供を授かった時よりも現在の卵子は老化してしまっています。
原因不明の不妊の理由として卵子が老化していることが原因の1つとして挙げられおり、卵子の老化が高齢出産を難しいものにしていると言われています。
卵子の老化は30代から始まり、40代になるころにはかなり老化が進んでしまうということが判明しています。
卵子が老化すると、受精率・着床率が低下するので妊娠する確率が低下してしまいます。
実際に、上の統計データからも分かるように、加齢による卵子の老化は妊娠率低下の深刻な原因の1つです。
加齢による造精機能の低下
男性が精子を作る能力は年齢と共に低下していってしまいます。
つまり、一人目を授かった時よりも夫の精子を作る能力は低下しているということですね。
精子を作る能力が低下すれば、精子の数・質が低下するので精子が卵子と受精する確率が低下してしまいます。
一度妊娠に成功しているので、無精子症などの精液中に全く精子が含まれていないような重大な不妊の原因がある可能性は小さいです。
しかし、精子を作る機能はストレスなどの外的要因によって急激に低下してしまうという場合もあるので注意は必要です。
関連記事:桑の葉茶で妊活!大人の青汁シトルリン桑抹茶で精子を元気に!
卵管・子宮などの器官の異常
一人目は問題なく産むことができたものの、二人目を産む間までに妊娠に重要な器官に異常が発生する可能性もあります。
特に卵管は細い管状の器官なので簡単に詰まってしまうので、元々細くなっていた様な場合には、数年で完全につまってしまう場合もあります。
卵管は卵子と精子が受精するための場所なので、卵管が完全につまってしまうと受精することができなくなり、自然妊娠が不可能になってしまいます。
また、子宮内環境は年齢と共に低下して着床率が低下してしまいます。
上で卵子の老化が着床率を低下させると書きましたが、卵子の老化も相まって妊娠力は低下してしまいます。
二人目不妊の克服・改善方法について
ここからは、二人目不妊の克服・改善方法について紹介をしていきます。
基本的に、二人目不妊に悩んでいる場合には、不妊治療の病院やクリニックで治療を受けることをオススメします。
例えば、上で書いたような「卵管が完全につまっている」ような場合には、普通に自然妊娠を目指しても妊娠することはできません。
ということで、二人目ができない時期が1~2年ほど続くような場合には、病院・クリニックで検査を受けることをオススメします!
また、妊娠の確率を高くするために卵子の老化や造精機能の向上をさせる方法もあります。
特に、卵子の老化は不妊の原因として深刻なものですし、病院での不妊治療と並行して卵子の老化を改善することをオススメします。
卵子の老化改善については別の記事で詳しく紹介しているので、興味がある方は読んでいただければと思います。
【まとめ】二人目不妊の原因や克服方法
二人目不妊の原因は多岐に渡りますが、普通の不妊と比較して原因がはっきりしない場合が多いです。
女性の身体は加齢と共に妊娠する力も低下していってしまいます。
つまり「どうして妊娠できないんだろう」と悩んでいる内にも、徐々に妊娠力は低下していってしまうのです。
一人目を出産できたのだから、その内二人目もできるだろうと考えていると取り返しがつかないことになる場合もあります。
ということで、不妊に悩んでいる方はなるべく早くに行動・対処をすることをオススメします!
以上「二人目不妊の原因や克服方法について」でした。
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