子宮卵管造影検査の費用・痛み・時期について

不妊症と検査

不妊の原因を探るために、子宮や卵管の状態を調べるための検査の1つに「子宮卵管造影検査」です。

この検査は子宮や卵管の形を写しだすための一般的な不妊症の検査で、不妊治療の初期に行われます。

最近は晩婚化が進んでいるため不妊治療を受ける人の数も増えており、子宮卵管造影検査を受ける人の数も増えてきています。

今回の記事では、子宮卵管造影検査がどういったものなのかやその費用・痛み・検査の時期などについて紹介していきます。

子宮卵管造影検査はどんな検査?

まずは、子宮卵管造影検査がどんな検査であるかということを紹介していきたいと思います。

子宮卵管造影検査は子宮や卵管をX線で撮影することで、子宮内や卵管通過性をチェックすることができます。

検査は非常に簡単なもので、1時間もかからずに完了してしまいます。

ここからは、子宮卵管造影検査の検査方法についてを簡単に紹介していきます。

子宮卵管造影検査の検査方法について

子宮卵管造影検査では、子宮や卵管に造影剤(ヨード)を入れてX線で撮影することになります。

ということで、まずは膣からカテーテルと呼ばれる細いチューブを子宮に入れて造影剤を流し込みます。

造影剤を入れてX線で撮影をすれば、子宮内腔がくっきりと撮影できるので子宮の形が正常かどうかを調べることができます。

子宮内腔に注入された造影剤は卵管にも流れこんでいきます。

卵管が正常であれば、造影剤は卵管采から腹腔内(おなかの中)へと流出していき、その様子もX線に写されます。

もしも、卵管が狭くなっている場合や詰まっている場合には、造影剤の流入が途中で止まってしまうので卵管の異常を知ることができます。

造影剤を注入してからX線で身体の中の状態を撮影・観察します。

また、造影剤の流れを確認するために、X線写真の撮影は翌日にも行われます。

ちなみに、子宮卵管造影検査で撮影されたX線写真は下の画像のような感じになります。

子宮卵管造影検査結果

撮影が完了したら、写真を見ながら先生から検査の結果を説明してもらいます。

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子宮卵管造影検査を受ける回数について

子宮卵管造影検査は基本的に1度しか行われません

しかし、子宮卵管造影検査の結果、卵管が少々狭くなっていることが確認されたような場合にはもう1度子宮卵管造影検査が行われる場合もあります。

その理由は、検査の緊張によって卵管が狭くなってしまっているという可能性があるからです。

こういったケースもあるものの、緊張が原因で卵管が細くなるまれである上に治療費もかかるので、基本的には1度しか検査は行われません。

子宮卵管造影検査の費用について

子宮卵管造影検査の費用についてですが、病院によって検査費用が異ります。

おおよそではありますが、子宮卵管造影検査の費用は6,000円~15,000円と言われています。

基本的には、子宮卵管造影検査には保険が適用されるのでそれほど検査費用が高くなることはありません。

保険が適用されない特殊な検査方法をする場合には、治療費が20,000円を超えることもあるようです。

保険適用外の検査をする場合には事前に説明があると思うので、その利点をしっかり把握して納得して行うようにすることをオススメします。

子宮卵管造影検査の痛みについて

子宮卵管造影検査をする際には痛みを感じる場合があります

痛みの強さは個人差が大きく、一概にこれくらいの痛みがあるということを言うことはできません。

なので、子宮卵管造影検査受けた人の感想は「かなり痛かった」という人から「全く痛くなかった」という感想を持つ人まで様々です。

痛みが起こるのは、造影剤が卵管を通る時である場合が多いです。

また、絶対ではありませんが、卵管が狭くなっていたり詰まっていたりすると、特に痛み強く感じる事があります。

「痛みがある」ということも検査において重要な要素の1つなので、痛みがあるときは我慢せずに先生に伝えるようにしましょう。

また、検査後には多少の出血を伴う場合があるので、子宮卵管造影検査を受ける際には生理用ナプキンを持参していくとよいでしょう。

子宮卵管造影検査の検査時期について

子宮卵管造影検査が行われるのは、妊娠の可能性がない排卵日前です。

具体的には、月経が終了してから数日の間に行われます。

子宮卵管造影検査が妊娠の可能性がない時期に行われる理由は、X線による受精卵の被曝を抑えるためです。

受精卵が被曝してしまうと、障害を持った子供が生まれてしまう可能性があるので、その可能性をなくすために生理があったことを確認した後に行われます。

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【まとめ】子宮卵管造影検査の費用・痛み・時期

子宮卵管造影検査は不妊症の原因を探るために行われる検査で、この検査によって分かることは子宮形状の異常と卵管の詰まりです。

不妊症の検査は子宮卵管造影検査に限らず数多くの検査があり、多くの検査をすることによって不妊の原因を特定することを目指します。

早い段階で不妊症の原因を知ることができれば、症状は軽くてすみますし時間をかけて十分に治療をすることも可能になります。

女性は年齢が高くなるに従って妊娠をすることが難しくなっていってしまいます。

妊娠のチャンスを十分に活かすためにも、子供が欲しいと考えている方はなるべく早くに行動をすることをオススメします!

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