女性ホルモンバランスの乱れの原因「環境ホルモン」を避けよう!

不妊症の基礎知識

環境ホルモン」という言葉をご存知でしょうか?

たまにテレビなどでも、効くことのある言葉ですが「なんか身体にわるいんでしょ?」くらいの感覚なんじゃないんでしょうか?

実は、環境ホルモンは女性のホルモンバランスを乱す可能性のある、不妊症の大敵なのです。

今回の記事では、女性のホルモンバランスを乱す原因の1つである「環境ホルモン」についての情報を紹介していきたいと思います。

環境ホルモンってなに?

環境ホルモンとは、身体の外部から生物の体内に入り込み、ホルモンと同じような働きをする化学物質のことです。

環境ホルモンの正式名称は「外因性内分泌攪乱化学物質」といって、本物のホルモンの働きを撹乱して阻害してしまいます。

つまり、本当はホルモンではないのに、体内でホルモンのように働き、本来働くべきである本当のホルモンの働きを邪魔する化学物質ということですね。

おもな環境ホルモンとしては、ダイオキシン・DDT・PCB・ビスフェノールAなどがあります。

ダイオキシンは、ビニールの不完全燃焼で発生するということが判明したことで、ゴミの焼却方法が変更されるなど社会問題にもなりましたよね。

ダイオキシンが問題になったのは結構前のことですが、名前を聞いたことがあるという方も多いのではないしょうか?

どうしてダイオキシンに代表される環境ホルモンが問題になったのかと言うと、本物のホルモンの働きを阻害して、生殖機能に悪影響を与えるためです。

環境ホルモンが生殖機能に与える悪影響ってナニ?

環境ホルモンは生殖機能に悪影響を与えるということを上に書きましたが、実際にはどのような悪影響があるのでしょうか?

ダイオキシンが問題になっていた時に、環境ホルモンが注目され、その悪影響の例として挙げられていたのが、オスの生殖器が付いたメスのアサリが増えているというものでした。

また、海外では、雌雄同体(メスとオスの両方の生殖機能をもつ)コイが多数発見され、近くにある工場の排水に含まれる化学物質が原因の1つであると指摘されたという事例もあります。

身体の小さい水生生物が特に環境ホルモンも影響を受けやすいようで、世界各国で、オスとメスの区別が付かないような異常をもった生物が確認されています。

つまり、環境ホルモンは正常な生殖機能を乱す働きがあるということですね。

人間のホルモンバランスは非常に繊細であり、特に女性のホルモンバランスは外的な要因で簡単に乱れてしまうことが知られています。

女性のホルモンバランスが乱れると、生理不順などを引き起こし、不妊症になる可能性が高くなります。

ということで、ホルモンバランスを乱すと言われている環境ホルモンが不妊を引き起こす原因として、問題視されています。

関連記事:女性ホルモンと不妊症って関係あるの?

環境ホルモンは人間への影響はあるの?

人間に対する環境ホルモンの影響についてですが、これについては、まだハッキリとした結論は出ていないようです。

人間は水生生物よりも身体が大きいですし、工場などの排水を直接体内に取り込むこともないので、影響は出にくく、分かりづらいです。

ということで、環境ホルモンが人体に影響があるのかということについては、今後の調査・研究結果の発表を待っているという状況ということですね。

しかし、世界各国の先進国での調査の結果、男性の精子の数が年々減少しているということが判明しています。

関連記事:現代男性の精子数が減って男性不妊が増えてるってホント?

こういった調査結果が明らかになっていることで、精子数の減少の原因の1つとして、環境ホルモンの影響があるのではないかと言われています。

ただ、ストレスや不規則な食事や生活が精子数を減少させているだけという説もあり、本当に環境ホルモンの影響かはハッキリとはしていないようです。

実際のところ、環境ホルモンが人体に影響を与えるのかということは不明ですが、少なくとも環境ホルモンを体内にたくさん取り込むメリットはありませんよね。

ということで、環境ホルモンはなるべく避けるべきものではあると思います。

環境ホルモンを避けるためには?

環境ホルモンが人体に与える影響はいまのところは不明ですが、やはり、環境ホルモンの摂取はなるべく避けるべきでしょう。

神経質になる必要はありませんが、化学物質などに対して注意をするということは、小さなことかもしれませんが、人体にとってプラスに働きます。

また、自分の身体だけでなく、将来生まれてくる子供の健康を守るためにも、化学物質に対して注意をするべきだと思います。

特に、高齢出産を考えている方は、生まれてくる赤ちゃんがダウン症に代表される先天的な障害を持つ確率が高くなるので、特に注意が必要ですよ!

関連記事:高齢出産だとダウン症や障害児の確率が高くなるってホント?

環境ホルモンを避けるためには、まずは身近でできることから始めるとよいと思います。

食品添加物をなるべく避ける・残留農薬を避けるために野菜はよく洗う・殺虫剤や除草剤はなるべく使わない・食物繊維を十分に摂る(食物繊維は体内の有害物質を取り除く効果がある)

などの簡単なことで、少しかもしれませんが環境ホルモンを避けることができます。

ということで、今後妊娠を望む方は、環境ホルモンなどの有害な化学物質をなるべく避ける生活をすることをオススメします!

【まとめ】女性ホルモンバランスの乱れの原因「環境ホルモン」を避けよう!

最後に、今回の記事の情報をまとめておきますね!

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  • 環境ホルモンとは、体外に存在しているホルモンと同じような働きをする化学物質
  • 環境ホルモンは、本来働くべきであるホルモンの働きを邪魔する
  • 生殖機能に影響を与える可能性があり、環境ホルモンが問題視されている
  • 小さな水生生物には、環境ホルモンの影響が大きく、世界中で異常が発見されている
  • 女性ホルモンバランスは繊細であり、外的な要因によって簡単にバランスが崩れてしまう
  • 人間に対しての環境ホルモンの影響は、まだハッキリとは分かっていない
  • 男性の精子が年々減少しているのは、環境ホルモンの影響とも言われている
  • 環境ホルモンを多く摂取することはプラスにはならないので、避ける方が良い
  • 食品や身の回りのものの化学物質に注意を払うようにすることで、避けられるものもある
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    以上、今回の記事の情報のまとめでした。

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