不妊治療の流れと4つのステップを知ろう!

不妊症の基礎知識

不妊治療と一言で言っても、治療には流れがあり、その流れに沿って治療は進められていきます。

不妊治療の流れには大まかに分けて4つのステップがあり、一歩一歩階段を登るようにしてステップアップしながら治療は進んでいきます。

ステップ1をふまえてステップ2に進み、ステップ2でダメならステップ3に進む、という感じで治療は進み、ステップが進むごとに治療方法が高度になっていきます。

ステップを進んでいくスピードやタイミングは不妊治療を受ける病院やクリニックごとで異なりますし、夫婦個別の事情でも異なります。

ケースごとに異なる部分もありますが、一般的にはこれくらいの期間で治療は進んでいくという目安と共に、不妊治療の流れと4つステップを紹介していきます。

ステップ1 検査をして不妊原因を明らかにする

期間:不妊治療開始~3ヶ月

子供を望み、夫婦生活を送っているものの、妊娠することができない方が、病院やクリニックを訪れることから不妊治療は始まります。

まずは初診を受けて、現在の状況や子宮の検査などを行って、不妊症の原因を探っていきます。

女性は月経周期の様々な場面で検査を受ける必要があるので、検査は1回では終わらず、数け月間を要します。

また、男性の精子の検査も行い精子の数や運動率に問題がないかを調べます。

全ての検査を終わるまでにはだいたい3ヶ月程度かかり、様々な検査を行い、不妊症の原因を特定していきます。

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ステップ2 タイミング法で自然妊娠を目指す

期間:3ヶ月~1年

検査が終了して、特に妊娠において大きな障害がなければ、タイミング法で自然妊娠を目指していきます。

タイミング法とは「排卵日を正確に予想して、妊娠確率の高い日にセックスをする」という、自然妊娠の確率を高める方法です。

排卵日は基礎体温を測ることである程度特定できるので、病院に通うことなくタイミング法を行うことも可能です。

自宅でもタイミング法を行うことは可能ですが、病院で行うタイミング法では、超音波検査で卵子の大きさを確認しながら、より正確な排卵日を特定してタイミング法を行うことができます。

また、必要であれば排卵誘発剤などを使用して、妊娠確率を高めるなどの方法もあるので、病院でのタイミング法では様々なサポートを受けて自然妊娠を目指すことができます。

病院の方針や年齢によって、タイミング法をいつまで続けるかは異なりますが、だいたい初診から1年くらいまで続けられることが多いです。

ステップ3 人工授精で妊娠を目指す

期間:1年~2年

タイミング法を続けても、妊娠できない場合には、不妊治療の方法は人工授精にステップアップします。

また、軽度の男性不妊の場合や子宮頚管に問題がある場合、性行為障害があるような場合には、タイミング法を行うことなく、人工授精にステップアップするケースもあります。

人工授精は、男性がマスターベーションをして排出された精子を採取し、その精子を直接子宮に注入する方法です。

人工授精の成功率は5%~20%とそれほど高くありません。

だいたい、人工授精を5回~10回程行って妊娠に至らなければ、次のステップに進むことを考えることになります。

人工授精時には、必要であれば排卵誘発剤を使って、成熟卵を沢山作ることで妊娠の確率を高める、という方法も行われることがあります。

「不妊治療は高額」というイメージを持っている方が多いと思いますが、人工授精のステップまでなら、治療費はそれほど高額にはなりません。

病院によって治療費は異なりますが、だいたい人工授精は1回あたり15,000円~20,000円ほどです。

人工授精までのステップであれば、1ヶ月に2万円程の出費ですむので、大きく家計を圧迫することはないでしょう。

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ステップ4 体外受精・顕微授精で妊娠を目指す

期間:2年~

人工授精に数回挑戦しても妊娠ができなかった場合は、不妊治療の方法は体外受精にステップアップします。

また、重度の男性不妊の場合や卵巣と子宮をつなぐ細い管である「卵管」が完全につまってしまっている場合、女性の年齢が高い場合には、人工授精を行うことなく、体外受精にステップアップするケースもあります。

体外受精は、卵子を体外に取り出し、精子と受精させてから、子宮内に戻す治療方法です。

まずは、卵子と精子を採取して、採取した精子を洗浄・濃縮処理して運動性の高い精子だけを選別します。

採取された卵子をシャーレの中で数時間培養して、成熟した卵子の上に状態の良い精子をふりかけて、受精卵ができるのを待ちます。

受精卵ができてある程度成長したら、子宮に受精卵を戻して着床させます。

顕微授精は、体外受精を更に高度にした治療方法で、顕微鏡を覗きながら、人の手によって精子を直接卵子の中に入れる治療方法です。

精子の数がとても少ない場合や、精子の運動率がかなり悪い場合には顕微授精が採用されます。

体外受精や顕微授精によって生まれる子供は年間1万人以上と言われていて、妊娠率もそこそこ高く、妊娠率は1回につき25%程度であると言われています。

しかしながら、体外受精や顕微授精は保険の適用外なので、1回の治療で20万円~60万円という高額な治療費になり、気軽に行うことはできません。

体外受精や顕微授精は高額な治療ということもあり、このステップに進まずに赤ちゃんを諦める夫婦も多いです。

現在、高額な不妊治療には助成金による支援が行われていますが、助成金では全ての治療費をまかなうことはできません。

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【まとめ】不妊治療の流れと4つのステップを知ろう!

最後に、今回の記事の情報をまとめておきますね!

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  • 不妊治療には、不妊の原因検査、タイミング法、人工授精、体外受精・顕微授精の4つのステップがある
  • 4つの不妊症の治療方法段階は、基本的には1段階ずつステップアップしていく
  • 治療のステップアップは年齢や不妊症の程度によっては、1段飛ばしになることもある
  • 人工授精までの段階であれば、治療費は高額にはならない
  • 体外受精・顕微授精は保険が適応されないので、治療費が高額になる
  • 体外受精・顕微授精を受けた場合には助成金による支援がされる
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    以上、今回の記事の情報のまとめでした!

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